10才代から表千家で茶道を習って、纏わる、器(陶器と陶芸)や書やお庭や着物が好きです。

この世界に浸ってしまうと制作まで出来なくなるのでほどほどにしていましたが、このところ思い出したように、京都で茶の湯の世界に浸っています。

美味しい茶葉を販売するお店はいくつかありますけれど、なかでも一保堂さんが好きです。柳桜園茶舗(りゅうおうえん)さんに限ると言う人もいます。こちらのほうじ茶は、心が満たされる美味しさです。

一保堂本店がある中京区の寺町は、落ち着いた静かなところで、店内の喫茶室に入るとほっとします。写真のお抹茶は平日午前のみの『幾世の昔』(990円)、陽射しが暑い日に冷たいお抹茶でほっとして、また歩き始めました。添えられているお菓子は八ツ橋。

お抹茶ブームでほうじ茶やお番茶の生産が減って価格が上がり、11月からはさらに値上げが予定されていて、京都でも一人一点の購入制限。本店まで来る海外の方はほとんどが個人旅行で繰り返し京都を訪れていて、話し声も静かでよい感じです。お料理屋さんで出会った2人は、京都だけにひと月いるのだと言っていました。羨ましい。

最後の一枚は、一保堂さんの、お手洗いに続く庭です。長居したくなる佇まいです。