ATELIER LESSON_page

Applejamで開講して来たアクセサリー制作のレッスンは、秋にまる二年を迎えます。

その間には、Applejamのアクセサリーを本当に愛して下さるお客さまがたが、生徒さんとしていらして下さいました。レッスンの詳細を記したページが LeJ ホームページ内の “ATELIER LESSON” です。

今日は、久しぶりに生徒さんの作品を2点、アルバムに記載させて頂きました。画像の下側にある、カーネリアンを使ったネックレスです。また、作品も、ATELIER LESSONページ下方からリンクしている、作品ページに掲載しています。

開講当初はグループで始めようと考えたところ、個人レッスンでじっくり制作するひとときを希望される生徒さんが増えて、現在では個人レッスンが中心になりました。そして、お客さまとお友達の、お二人でのクラスを作ったところ、仲良しさんお二人で通って下さっています。お二人はもとクラスメイトとあって、制作スキルはしっかりしたものをお持ちです。

レッスンでお渡しする素材は、ある程度の「使いたい天然石」とか「白いショートネックレス」など、大まかな生徒さんのご希望のポイントを伺って、私がご予算内で素材を揃えてお渡しするという方法です。今回のテーマは、「カーネリアンを使った80cmくらいのネックレスを作りたい」でした。レッスン中には、デザインの起こし方やワイヤーやパーツの選び方、全体のバランスやニュアンスの出し方などをお話します。

一般的に、よく誤解されているかなと思うのが、アーティスティックワイヤーは安価だから使うものだとか、ワイヤーの太さは天然石のビーズホールに合わせるというもののようです。私の制作の場合は、そうではなくて、どのくらいゴールド色を強く出したいかとか、彩度の調整やボリュームの出し方や抑え方が選ぶ基準になります。

あるとき、今まで何となく似た作品を作っていらっしゃったお二人が、「どきっ」とするほどの素晴らしい作品を作られました。レッスン中に拝見して、私は、思わず頬が紅潮してしまって「素晴らしいですね!」と言いました。生徒さんがたも、ご自身でそれぞれ「一皮むけた」と感じられたようです。こんな瞬間が欲しくてレッスンを開講しているのだと、しみじみ思いました。

受講のお問い合わせは、リンクしているATELIER LESSONのページのフォーマットから、いつでもお気軽にお問い合わせ下さい。

制作は、ときに楽しく、ときに悩ましいもののようです。でも、遙か古の時代から、人は天然石や自然の素材で身を飾って来ました。そのDNAのようなものは洗練を繰り返し、また時代を往き来しながらずっと続いてゆくのだと思います。