リノベーションの作業が終わりました。
どれほどほっとしたことか、嬉しくてなりません。第一弾のリノベーションは入居前の一年前のこと、それから調整や新たなものなど7箇所ほどあり、職人さんが6人も来宅して、とても気疲れしながら対応しました。家の中は削り取った破片や粉塵や騒音や薬剤の臭いやあれこれ…足の踏み場もなく、ひたすら気持ちよく作業をしていただけるように気をつけて見守っていました。
その間に読みたかった有元葉子さんのご著書『旅の記憶』を注文しそびれていて、Amazonでは一時的に品切れで近くのコンビニで取り寄せて、工事が終わったあと受け取りに行って来ました。
東京は10日間続いた猛暑日も一段落、また土曜日からは体温のような気温になりますけれど、32度でも慣れている体に驚きます。
帰宅してから読んでいると、私自身の旅の思い出も蘇ってきます。20年間続いたその時期では、パリに始まりヨーロッパ各地をひとり旅で愉しみました。有元さんのそのような写真や文章が心地よくて、疲れもあってソファに座ったまま居眠りをしました。
お料理をされる有元さんは大好きですけれど、日々の暮らしや建築やさまざまなもの作りには共通する楽しみがあります。したいことはたくさんあるけれど、そうしたら掛かり切りになりそうで我慢しています。
もうすぐ9月。













