写真は、ロマネスコ。カリフラワーの一種で、パリの、ちょっと高級な食材を扱うマルシェで見掛けます。
いつもの花屋さんでこのロマネスコを見たときに、この美しい野菜を花材として扱うことの、発想の柔らかさを感じました。
2012年のパリで、そのマルシェに行きました。当時のことを綴ったものやFlickerに置いている画像を見ると、ここ数年で撮る写真のスタイルがずいぶん変わったなと思います。以前のように、必要以上にアンダーにして暗くしたり、くらくらしそうに被写体に寄ったり、背景をぼかすために被写界深度を極端に浅くしたりする撮り方をしなくなりました。Instagramでもたくさんの画像を見ますけれど、好きなスタイルがはっきりして来たことを感じます。スタイリングも、作り込むよりも、そのひとの日常が丁寧なものであれば美しいと思います。
そんなことを考える、土曜日。











