きょうは二十四節気の大雪。
東京は暖かな冬で、今週はとくに気温が上がりそうです。このまま年末に向かうとしたら、さらに季節の実感がないままに一年が終わりそうです。でも、やっぱり年賀状を書かなくては。
写真は、トリュフ入りの塩。海外で買うと1,000円くらいで、日本国内になると二倍から三倍くらいになります。ヨーロッパに行くと、スパイスや乾燥きのこ、バターなどを買います。食べ物に敏感になったのはヨーロッパでご馳走ばかり食べているからではもちろんなくて、自分たちで調理する、半月や一ヶ月単位のバカンスを過ごしてから。
シンプルな素材をシンプルに料理して、美味しい水とスパイスで仕上げることを学びます。そうして、どのように食べるか。デコラティブなテーブルセッティングもゴージャスな花もいらなくて、季節のものを丁寧に料理することが美味しいのだと思うようになりました。お皿は白一色で、カトラリーはシンプルなシルバーで一生使えるよいものを。きちんと麻布のクロスやランチョンマットを敷いて、色合いを考えてお皿に盛ります。温かいものは温かいうちに感謝して美味しくいただく。家ですごすことが多い私にとって、日々の暮らしはいちばん大切です。
さて、明日も暖かな日になりそうです。












