毎月の始まりと終わりに書いているdiary。今月はパリで書いています。
パリには何度も来ました。今回は一ヶ月の滞在と、とくに長くて、いろいろな思いや経験をしています。フランスの友人とスケジュールを合わせて、西の海に行ったり南の海に行ったりしました。そしていまはパリにいます。
発つ前は体力面でぎりぎりで、パリに来てから悪化して早めに病院に行きました。そして少しずつよくなって完治、帰国の日までの日数を数えるようになりました。こんな特別なことを経験して自分のなかでなにかが変わったかと言うと、そうでもないようです。ひとは、そんなに簡単には変わりません。ただ思うのは、いろいろな人と接したり話したりするうちに、人にも自分にも寛容になって来るようだと言うことです。
完璧な人はいません。また、誰にでも幸せに暮らす権利があります。権利はあるのですけれども、環境や自分の気持ちがそれを許さないこともあって、人は悩み苦しみ煩悶しながら生きてゆきます。そんな悩みが、広いところにぽんと身を置いたときに、それがちょっと違ったものに見えます。旅というのは、そういうものなのでしょう。
日本では地震が頻発していて、とても心配です。飛行機では12時間のフライトですけれど、なんて遠いことでしょう。
5月はこんな風にすごして、ちょっと早めの夏の海を見ました。











