昨日と一昨日に歩きすぎたようで、今日はお昼過ぎまでうとうとしていました。
iPhoneのヘルスケアアプリによると、一昨日は14,523歩で約14km。昨日は8,000歩くらいで10kmくらい。これは正しいのかとも思うのですが、今日は陽射しが落ち着くまで静かにしていたので、一気に元気が戻りました。
年齢とともに、体力も気力も自然な下降線を描きます。それが定点観測になっていて、注意力や記憶力までもが、パリに来るとよく分かります。とくに注意力の点では取り返しのつかない事態に発展することもあるので、自分の限界を知ることは大切なことだと思っています。
地方に行くと、そんな緊張が一気になくなるのですけれど、どこかで「パリに戻ったらあそこに行きたい。あのプランもしておかないと」と思っています。日本のように終日営業や休日なしの場合とは違って、曜日もばらばら、お昼のランチには二時間ほど店が閉まってしまうこともごく普通にあり、ストライキも突然始まるので、無駄な体力を遣わないようにしなければ、翌日にフリーズ状態になってしまいます。
diaryにこんなことを書いていると、こちらの時間は午前2時を回っています。
写真は、夕方になってからセーヌ川に散歩に行ったときのもの。ルーヴルに繋がる橋でポン・デ・ザールという橋があって、鍵を付けられて、その重みで見苦しいだけではなく、とうとう6月初めからは撤去作業のため一週間ほど通行禁止になるようです。
パリは、いろいろな変化や問題を抱えながらも、美しいと思います。美しいというのは、見た目だけではなく、成熟とか洗練とか悲哀とか、いろいろな意味をこめて書いています。
今日は短い散歩でしたけれど、ルーヴルの入り口にいたチェロ弾きの大道芸人の音色が心に沁みました。














