昨日は来客もあってとても忙しい一日で、夕方には放心状態になっていました。今日はゆっくりしようと思って起き出して、そうだワードローブの整理をと思い立ちました。
いつか着るだろうと思っていたけれどここ数年は着なくなっているもの、とても素敵なのに奥のほうに仕舞い込んでいたもの、やや生地に疲れが出て来ているものなど、ほとんどすべての服を出して整理して入れ替えました。
変わったのは何だろうと思うと、いろいろあります。体型ももちろんのこと、デコルテの辺りにあったものが腹部周りに来てしまっていたり、服を着るなかでの自分の価値観や趣味が変わったものなどです。でも、流行が終わったからとかトレンドじゃないからというものは、一枚もないのでした。こうして見ると、自分がどのような価値観でものを選んでいるのかがよく分かります。
今年はまだダウンを着ていません。着ている人はよく見掛けますけれど、一度着たら手放せなくなることもあって、まだウールのコートを着ています。なんとなく思うのですけれど、ダウンを着たら、私は厚かましくなるようなのです(笑)電車で座っていても、着ぶくれした同士は遠慮がありませんし、逆に、ウールのコートを着た人同士はお隣の人のコートをうっかりお尻に敷いてしまわないように気をつけたりします。
つまり、すべてはこういうこと。ワードローブの世界は面白いものです。
写真は、パリのグランパレと言う建物のなかにあるレストランで、”ミニパレ”。シェフはホテル”ル・ブリストル”を手掛けるエリック・フレション。先月の北斎展とバカラ展との合間に予約を取って行きました。楽しみだったのはお料理だけではなくて、このテラス席の設えもでした。













