2014nov7626

フィギュアスケートのNHK杯、羽生選手を観ていました。

ほかの選手もそれぞれに素晴らしかったのですけれども、彼の演技は光っていました。

怪我の直後の試合に出たことでもいろいろな意見がありましたが、すべては羽生選手本人の判断によるものなのでしょうし、彼の選手生命を決めるのは彼自身なのかも知れません。

彼本来のジャンプには至らなかったけれど、スピンもステップも、悲しいくらいに美しいものでした。こんな言い方をしても良いのかどうか分かりませんけれど、彼はいろいろな経験を積みかさねて、スケーティングの表現力を育ててゆくのではと思います。今でも、ジャンプからステップに移る瞬間の一瞬が忘れられません。深いふかい、ショパンでした。

お帰りなさい、の演技でした。彼は、羽ばたく鳥のようです。

写真は、リュクサンブール公園にて。

2014nov7668