初めて、ヘッダー画像を替えました。

クリスマスだけのものになるかと思います。今までずっと使って来たネックレス”J”は、LeJの空気感を伝えるとても大切なネックレスで、このためだけに作りました。

部屋を片付けてインテリアを減らして、好みの部屋作りをしようとしています。モノクロの画像にしていますが、家具はチーク材、フランスアンティークの鏡のフレームはグレイにころんだオフホワイトです。とても古いもので、気をつけないと彫りの部分が崩れて来そうです。動かす時にはそっとそっとします。私の家に来てくれたのですから、これからずっと一緒に大切に暮らしてゆくものです。

キャンドルスタンドは、植物的なモチーフの古いものが好きです。実際に火を灯してみました。鏡には、伊勢丹で買ったクリスマス用のガーランドのようなものを付けてみました。インテリアは、白やグレイやブラウンなど制作の邪魔にならない色のものばかりを使います。急に替えたわけではなくて、制作を始めた10年くらい前から自然にそうなっています。半透明の白いポリエチレンの引き出しもありますけれど、リネンの大きな白い布を掛けて覆っています。

アクセサリーは私が作ったもので、実際に使っています。何年か前から、フランスに出掛ける前に一点か二点を作って持って行くようになりました。国内ではなかなか着られないような、デコルテが大きく開いたトップスに、よく映えます。

お洒落はパッションだと思っています。お洒落だけではなくて、生きるなかでパッションを持ち続けることは素敵なことです。世間さまがどう変わろうと「私はわたし」。周囲の雰囲気をこわさない大人の配慮のなかで、自分らしいお洒落が出来たらとても素敵です。

少し前に、映画『柘榴坂の仇討ち』のことを diary に書きました。観ながら声が出そうなくらいに泣いて、あとから頭痛がしましたけれど、こんなに惹かれる作品は初めてでした。結果、9月20~21日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)で、この作品はいきなり二日間の観客動員数88,646人で4位になりました。確かに、パッションがあったのです。パッションがあったものは、いつまでも心に残ります。

もう少しすると、フランスへ。いつも、フランスから帰ったら、なにか素敵なことや楽しいこと、生活の豊かさや人生を愉しむことをお客さまにお伝え出来ればとても幸せです。それこそがパッションだと、私は思っています。

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