cassandre

今日は溜まった用事をiPhoneのリマインダーに打ち込んで、朝から出掛けました。

用事が一段落して伊勢丹に行くと、早くもクリスマスの飾り付けのコーナーが出来ていました。素通り仕掛けたのですがそうも行かず(笑)、たっぷり見入ってしまいました。こうしてごく自然に並んでいるオーナメントも、きっとバイヤーさんが長い時間を掛けて企画して、ヨーロッパやアメリカに足を運んで直輸入されたのでしょう。可愛らしいものから大人っぽく落ち着いたものまで、本当に素敵な売り場になっていました。手仕事のものも多く、一点か二点ずつしか入っていないものもあるようです。

なんだか素敵な見つけものをしたようで、気分の良い一日でした。気分が良いと言えば、iPhoneで撮った写真の靴。今日は国産の靴を買ったのですけれど、この靴は今日のものではなくて、20年くらい前のカサンドレ。当時はそれなりのお値段だったのに、帰り道で思いきり雨に濡らしてしまい、美しいバックスキンのセンターにグログランのリボンを縫い付けたショートブーツはぐっしょり。何日も掛けて乾かして形を整えたまま仕舞い込んで、忘れていたものです。

少し前の大掃除で見つけ出してみたところ、かかとの部分が劣化してぽろっと取れてしまい、今日はバッグに入れて持って行って修理しました。ついでに革底も張り替えて頂くと、見違えるように生き返りました。まるで新しい靴が増えたようで、心に音符が飛びだしました。買った当時よりも、今のほうが素敵に履けるような気がします。また、こうしてちゃんと甦るところに、ブランドの力も感じます。

このところあらためて思うのは、神さまからの贈りものは、にこにこしているとやって来るようだと言うことです。ずっと前にも書きましたけれど「幸せは、幸せが好き」。つまり、そういうことなのだと思います。

帰りは予報通りにぐっと気温が下がって冷えたので、今日はしっかり休みます。おやすみなさい。