一枚目の写真は、パリ市内にある大きな展示場、グラン・パレ。2011年1月にはモネ回顧展が催されました。この会場と言うと、召されたイヴ・サンローランとピエール・ベルジェのアートコレクションを競売に掛けた場所で思い出す方もいらっしゃるでしょう。
今回のパリでのほぼメインに考えているのが、この会場での葛飾北斎展。フランスでは、Hokusai の浮世絵は、モネなど印象派画家にも影響を与えたジャポニズムとして、とても人気があります。それから、2009年からずっと改装で閉まったままで、今月25日からようやくリニューアルオープンするピカソ美術館。コンシェルジュの意見では準備が必ず必要だということで、ネットでチケットを買いました。たまたまなのですが、両方の美術館とも、予約は入館の30分刻み。その日の、その時間の30分以内にそこにいなければならないというもので厳しいながら、主要な美術館で共通するミュージアムパスよりはるかに役立ちそうなものです。一つの美術展に一日を設定して、これで二日分の予定が埋まりました。夜は早くに暗くなるので、ホテルの近くに戻っていたいと思います。
それから、Facebookでご縁があって、伺わせて頂くことになった写真展。時間があれば、パリから40分間くらい電車に乗る散歩にも行けたらと思っています。朝は10℃を下回り寒くなっているので防寒は必要、友人とのお食事もあるので多少の支度も必要で、いつもパリ行きにはスーツケースの中身に悩みます。きっと、美術展の厚いパンフレットも買ってしまうことでしょう。
でも、パリ一週間を一人で組み立てると、ハレの日のコーディネートから地方の散歩まで、たまに前もってコーディネートを組む訓練になるのは、絶好の機会だと思います。というわけで、結果はどうあっても、このひとときは無駄ではないと思っています。












