梅雨まっさかり。毎日よく、ざぁざぁと降ります。
お勤めの方にはお困りのことと思います。私が、まだサイトを持つ前に勤めに出ていた当時は、あまりお洒落なレインシューズがなくて、堂々と通勤に履くような市民権もありませんでした(笑)シーズンに二足くらいはパンプスをだめにしたような気がします。このところの降り方は凄まじいというのか、災害に近いものが多いので、心配になります。この夏の暑さは、どの程度なのでしょう。
今日は、初めて diary のバナー画像を替えました。Gaëlle のガーネットの色が、この diary の色によく溶け込んで綺麗です。大きなモニタで見られるかたには、ぜひご覧頂ければと思います。
今日の写真は、2月のパリの最後の二枚です。
実際には、二枚目はぼつになるところでしたが、このナプキンのたたみ方の美意識がハートを射抜き、この色はこの店のテーマカラーでもあるようなので載せることにしました。店の名前は bread&roses 、ブレッドアンドローゼズ。リュクサンブール公園脇にあって、日曜日のブランチには最高でした。その前にはアンジェリーナというパティスリーに入って、そのあとジェラール・ミュロという店にも入りましたが、寒かったこともあってお腹が空いて、帰りにはバゲットをバッグからはみ出させたまま焼きたてをかじるという、パリジェンヌそのものの日でした。店の名前がたくさん出て来ますけれど、すべてにリンクを書くと読みづらくなりそうなので控えます。
発つほんの少し前までスケジュールが組めなかったので、手当たり次第にショップをピックアップしてメモしていました。友人はそれをすべて行きたい店のリストなのだと思ったらしく、プラス美術館もいっぱい。それはそれは忙しい滞在でした(笑)
もともと私のパリ入門の本は、フルリストの三代川純子さんの『パリ一週間 花と雑貨を探す旅プラン』というもので、第一刷は2007年でした。パリの店の変動はとても激しいので、今でもその店が現存するかを確認する作業はいつも必須なのだと、最初から学びました。パリ一人旅の入口に選んだ本が素敵だったので、旅行の目的や自分の好みがはっきりしたのも良かったと思います。
フランスには、行けばもちろんすべてを吸収しようと、アンテナが無意識に全方位を全開にして向きます。そのうえにフランス人の考え方とか、私自身の意思や考えをはっきり伝える語学力とか、フランス語を聴き取り訳す頭の中の翻訳機がノンストップにもなり、さらにスリに遭わないようになど、とてもとても忙しい、感性が全開にしてフル回転の日々です。でも、このためにも日々机に向かって没頭しているので、制作にも、何かに役立っていなければ困ります(笑)
今日も長くなりました。すべての写真や書く内容は、もしもお客さまに楽しんで頂ければ嬉しいですし、フランスに行く方のお役に立てれば幸いですし、また自分のためでもあります。
積み重ねは大切、これは、女性の美意識の生涯の仕事でもあるのかなと、フランスに行って女性を観る度に思います。












