夏にバングルのように使えるブレスレットを作りたくて、素材を集めています。
ポピュラーな素材もあれば、もう滅多に目にしなくなったものもあります。ワイヤーで紡ぐブレスレットも良いのですが、シリコンコードでしか出せないアールがあって、お客さまからもときどきお問い合わせをいただきます。今日は長めのdiaryになりますが、ぜひご一読いただければと思います。
LeJが作るシリコンコードのブレスレットはとても丁寧に、万一コードが劣化して切れたりすることがあっても、素材が一瞬でこぼれ落ちてばらばらになってしまうことのないような作り方をしています。また、ブランドのプレートも制作しました。落ち着いたロゴとしっとりしたプリント、退色や劣化しづらいステンレスで仕上げていただきました。
今までは真円に仕上がるように作ることが多かったのですけれど、それに拘らなければ自由な制作ができるので、ストックで眠っているレアな素材も使いたいと思います。
一枚目はその仕上がり。美しい発色のケシパールは色をそのまま活かし、有核バロックパールと、ホランダイトインクォーツを使っています。このクォーツはマダガスカル産で、鉄分であるホランダイトがうっすらと入り込んだもの。10年以上前に数粒のみストックしてから大切にしてきました。産地のマダガスカルでは”幸運を呼び込むお守り”とされているそうです。また、ストックして以来、ほかでは一度も目にしていない素材です。そんな素材も楽しみながら着けることを楽しんでいただけたら。そんな思いで制作を続けています。
そして、ベーシックなパールや落ち着きのある輝きのスモーキークオーツのブレスレットも作り、組み合わせてレイヤードで手元のジュエリーを楽しんでいただけますようにと思います。近日中に一点ずつご紹介していきます。