あまりに暑い夏、籐素材のものをよく使います。
この夏はバリ島のアタ、どちらかの国の黒いカゴバッグ、そしてこの写真のものの出番が多くなりました。40年くらい前にローマのフェラガモで買ったもので、ヌメ革のショルダー部分をバッグの中に入れてクラッチとしても使います。iPhoneとハンカチとお財布、少しのメイク用品くらいはしっかり入ります。くるぶし丈のドレスとはクラッチバッグとしてバランスがぴったり。
暑さとエアコンの差が苦手で、ファリエロのストールが欠かせません。ストールを持った方が全体のバランスが良いようです。それにしても、このバッグはどの部分からも傷むことがなくて、そのクラフツマンシップの丁寧さに感動します。強いて言えば蓋のヌメ革と金具の色の変化くらいでしょう。
そんな夏のコーデも、そろそろ終わりが近づいたような気がします。少しずつゆっくりと秋へシフト。お盆休みが終わって、明日は雨の予報です。