今日は11℃まで上がるよいお天気でした。
大寒をすぎると春の訪れが待ち遠しくなりますけれど、ニュースによると2月4日の立春までが寒さの底とのこと。ということはあと10日間くらいになります。
なにか、心がふわっと温かくなるような色がいいなと思います。LeJはずっとどこかに肌に馴染む色を使ってきていて、それは時にキラキラとはしていないこともあるのですけれど、ジュエリーが独り歩きするよりも寄り添う、そんな素材に惹かれて制作してきました。
元気な時ばかりだといいなとか、いつも前向きでポジティブになどと憧れますけれど、なかなかそうは行かない時もあります。そんな時に、そっと手に取りたくなるのはやっぱり寄り添ってくれるもの。今日はカーネリアンの柔らかなマンダリンオレンジを手に取っていました。カーネリアンは素晴らしくゴールドとの相性がよくて、触れていると「貴石とか半貴石とか、そんな区別はどうでもいい」と心から思います。花も、咲き誇る満開のひとときも良いけれど、そのほんの少しあとの姿にむしろ惹かれます。何事にも完璧ではないものとしての美しさがある、そう思います。
LeJはジュエリーの写真をできる限り残していくので、とても大切に考えています。すぐには撮ることができないのですけれど、ひとつひとつのことを丁寧に、大切に歩んでいきたいと思っています。
読んでくださるかたが、今日も暖かくして穏やかにぐっすり眠れる夜でありますように。
LeJ diary 