家族がたくさんいるわけでもないのに、冷蔵庫がいっぱいになってきました。
糠漬けの容器を冷蔵庫へ、実山椒の醤油漬けやオリーブオイル漬け、早めに本漬けに入った梅干しやらっきょう漬けなどでいっぱい。そしてさらに本漬けに入ろうとする状態の梅までもが入って来ました。
このような作業をしていると、作業そのものよりも日々の暮らしそのものへの関心が大きくなります。自分の力だけではどうにもならない自然相手のもの、温暖化の影響などをひしひしと感じます。梅雨が明けた頃には土用干しが出来るだろうかなど、ここ数年の不安定な夏のお天気を思ったりします。今はこんな時間にただただ浸かって過ごしながらも部屋いっぱいに拡がっていた追熟を待つ完熟梅の甘い香りがようやくなくなって、少しずつ季節が移ろっていくことを感じます。
6月もあと一週間となりました。