毎朝メールをくださるかたがいて、今日は満月ですよと書いてありました。
先ほど空を見上げると、くっきりとつよい光を放つお月さまが見えました。星も見えていて、4℃の冷たい空気のなかきれいに瞬いていました。自然はなにも変わることなく季節を進め、心を元気にしたり鎮めてくれるなにかを持っています。それは理論とかそのようなものではなくて、もっとかたちは朧気ながらも、でも確かなもの。
昨年の一月に客船で始まったこの問題、当時は私も一番親しい友達も「これはたいへんなことになるね」と同じ思いで話していました。それは海外に出ることや住むことで得た経験による予感のようなものでしたけれど、なかには「ただの風邪だよ」という人もいました。いまやネット上に溢れるさまざまな予測や持論、世界中のトップレベルの化学者が躍起になってもまだ完全には打ち勝つに至っていないのですから振り回されてはいけないと思っています。
私はただ静かに自分の健康を守ることを続けています。東京都下に住む人にはきっと同じ感覚でいらっしゃるかたが多いと思うのですけれども、ときには今夜のような月を眺めて日々心もからだも健康でいられるように過ごしましょう。
一週間、お疲れさまでした。暖かくしておやすみください。
LeJ diary 