昨日、あっと声が出てしまうような葉書が届きました。

小学校の同級生、年数にすると53年間、その間に私が引っ越しをしたため会わなくなってから50年は経つお友達からの賀状欠礼でした。彼女は5年くらい前にご主人さまの駐在でインドネシアに行くと書いて来て、私がクリスマスカードでも送れば良かったのにその住所をなくしてしまいました。

以来私はずっと彼女を探していてFacebookやブログやどこかにいないかといつも気に掛けていました。私も今回で引っ越しをしたので、来年夏の郵便物転送終了期間までに連絡が取れないともう方法はありませんでした。届いた葉書には、昨年駐在を終えて帰国したと書かれていました。今夜にも早々に手紙を書こうと思います。

今年は京都に行ったことで15年来の気になっていた扇子屋さんのご主人にお目に掛かってご挨拶が叶い、そのほかにも「なんとかしなくては」と思っていた方に連絡が取れたりなどしました。きっと、このような世情を思っていろいろなことを振り返る人が多くなっているのではと思いますが私もその一人です。

よく、この世とのお別れの時に何人来てほしいかと話題に出るのですが(笑)、私は家族のほかに3人くらい来てくれればそれで幸せだと思っています。生きている間に大切に出来る人の数は限られています。意識して大切にしないと切れてしまうのがご縁で、今年はそれがいくつも出来た年だと思います。

さて、そろそろお年賀状を書こうと思います。朝の冷え込みが厳しくなりました。温かくしておやすみください。