この数ヶ月の間にはいろいろな出会いと別れがあります。

それはいつもはだいたい春にあることだけれど、世の中がいまあまりに大きく波を受けているから仕方がないのでしょう。

安倍首相が辞任の記者会見を開いた昨夕、私は内容を予測していてその姿をしっかり見ておこうとテレビを観ていました。いま世界中のトップはまるで動物園のように癖や個性が強い人たちばかりだけれど、その誰ともぶつかることなく同時に毅然とした美しい姿勢で臨んだ首相の外交は芸術的でさえありました。

体調がままならない状態になったことでの道半ばでの辞任、感謝をして謝罪をして無念だ断腸の思いだと言い常に情熱をもってやって来たと言い、国民に対し8年間ちかくのお礼を言って深々と頭を下げられました。この会見を見て「お疲れさまでした」以外のなにがあるでしょう。

「○○が終わってからにしてほしかった」「今がたいへんなときなのに」と答えるインタビューもありましたがそれでは同じことばを自分の家族にも言うのか。そんな気持ちもこみ上げて来て昨日はdiaryに書きませんでした。

安倍首相のあとを引き継ぐのは。私には絶対になってほしくない人が一人、まだその意思を出さずにいるけれどぜひなってほしい人が一人います。でも、安倍さんほどにダークネイビーのスーツが似合って世界のリーダーのなかでも見劣りせず色っぽさをも兼ね備えたリーダーはなかなかいないでしょう。頭がよい上に政治的センスがよくかつ色っぽいことや艶っぽいことは実はとても大切だと思います。

喪失感を隠すことは出来なさそうです。今日はめずらしく政治のことを書いてみました。

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