小雨交じりの月曜日。最高気温は24℃で少し肌寒いほどでした。
朝一番に溜まった衣類を大量にゴミ置き場へ。それからいつもの八百屋さんへ。まだ雨が落ちていない幸運な朝でした。
引越しに向けての準備が本格化して来ました。部屋をひとつ減らすためにシャンデリアを外し、普段は寝室に使っているフランス製アンティークの照明をほかの部屋に移動して来ました。引越しで何度も見ているけれど自分で外すのは初めてのこと、それでもダイニングの椅子を使ってがんばってみました。電球に残っていた余熱で両腕の肘に軽い火傷をしましたけれどなんとかうまく出来ました。うーん、この火傷の跡はいつ消えることでしょうか(笑)
それから、20数年間に渡って愛用してきた5台のMacのノートPCの処分も決めました。下取りなどの処分の方法も考えましたが自分で愛機たちを見送りたくて、それは止めておきました。私は平均して6年間同じノートPCを使います。平均的な寿命は4年だと聞いたことがありますけれど今までよく言われる”はずれ”や初期不良もまったくなく、寿命となる熱暴走が始まるまで使い切りました。いまオーブントースターやキッチン家電で知られるBALMUDAデザインのX-Baseで冷却に気をつけ大切に使って来ましたからそのMacたちへの愛着はとても大きなものです。
一代目は2000年頃のPowerBook G3。それからPowerBook G4という機種が出てさらにMacBook Proへ。どれも非常に美しく使い心地よく愛すべきマシンでした。とくに好きだったのはキーボードがシルバー色だったもの。現行機種の黒いキーボードも落ち着くのですが、今回の処分を決めてドライバでなかを開けたときにあらためてその機能美に感動しました。Macの話を始めると止まらなくなりそうなので、このくらいにしておきましょう。
写真はドライバでそっと開けた一台のMac。一般のかたはあまり中身を見ることはないのではと思います。よく定期的に開けてほこりを取り除きなさいと言われますけれど、とてもそのような勇気はありませんでした。開けるとやはりほこりが溜まっていましたけれど、この半導体、IC、バッテリやファンの作りに見とれました。女性が書くdiaryには珍しいものになりましたがこの一枚の画像が残す意味は私にとりとても大きいのです。
ハードディスクを残し、5台のPCとさようならをすることになりました。おおげさでもなく、私のつぎの生活のための準備です。
それにしても美しい。