急に肌寒さを感じるようになりました。週中頃には、明け方の気温が5℃くらいになるようです。

薄いコットンのコートからあっという間にウールのコートへ、ダウンジャケットを着ているひともいます。これで平年並みなのだそうですからいかに秋が暖かかったかということなのでしょう。

先週、インフルエンザの接種に行って来ました。いつもは午前にさっと行くのですが、先週はたまたま夕方でした。院内は見たこともないくらいに混み合っていて、ほとんどの方がマスクをして咳き込んでいてもうすでに風邪が流行っていることを知りました。それからはそのまま週末の慌ただしさになったのでワクチンを接種したあたりが少し腫れるのが気になりながらも、ようやく一段落です。

慌ただしいとかどたばたするとかゆとりがないとか口に出して言うのはあまり格好よくないと思っています。でも、もっと格好よくないのは忙しいと言い切ってしまうことだと私は感じます。時間の管理が上手く行っていなかったりそれに振り回されていらいらしていることを宣言していることになります。誰だって忙しいのは同じなわけですからそれを言っちゃおしまいよ(笑)というわけです。

そういえば、少し前のNHKの放送でジウジアーロ氏の姿を見ることがありました。イタリアのインダストリアルデザインの神さまのような方、80才にして背中もまったく曲がらず美しいシャツとジャケットをさらりと艶っぽく着こなし、車のスケッチを目の前で見せるサービス精神と慈愛に満ちた眼差し。どうすればこんなに素敵な紳士でいられるのだろうかと見ていて感動してしまって、涙がこぼれそうになりました。デザインとはなにかという問いに対して「人が使用するものの芸術的な創造、機能性が必要なもの」と言う答え。ものには美しさだけではなく使うための機能が要る、たしかにそうです。

羽生選手の美しさには生きている人としての美しさを感じます。大声を出さずに静かに自身と闘う姿。光るものを持つひとの、そんな刺激はすべてドラマティックに胸に迫って来ます。

冷え込んで来る一週間。暖かくすごしましょう。

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