きょうで11月も終わり。
いつもより一日短いだけなのに、一ヶ月どのように過ごしていたのかと思うくらいに、あっという間でした。diaryを見てみると、制作に没頭していたようです。とくにサファイアやパールの制作は作っていてもどきどきするようなエネルギーが湧いてくるもので、写真に撮ろうとすると頬が紅潮して来るほどでした。
そんななかで、お品もののメンテナンスもお預かりしました。今まではあまり載せなかったような気もするのですけれど、LeJの制作のひとつとしてご覧いただくことはとても意味があると思います。
画像のピアスは、ボーンビーズとパイライトで作ったivoire。3年も前から作っているロングセラーです。お客さまが片方をなくされてお預かりしましたが、ボーンがそれは美しい飴色に変化していてそのままにしておくのはあまりに惜しくて、モーヴ色のバックスキンのレザーコードでネックレスに仕立て直しました。ワイン色の素材はロードライトガーネット、お客さまの誕生石がガーネットであることもあり思いつきました。いつものivoireに加えて丸カンが付いているのは、ネックレスとのバランスを合わせるためです。
ivoireは、LeJ(ルジィ)のなかでは長い歴史を持っていて、いったんは入手が困難になったピアスパーツを探し出して使えるようになり、今も制作しています。LeJの制作スタイルをお客さまにご覧いただければと、diaryに載せさせていただきました。
12月、皆さまにとり豊かな一ヶ月でありますように。LeJは、あと10日間でお休みを頂戴いたします。
よろしくお願い申し上げます。