201511firenze_0311

このところ制作のお話が続いていたので、今日はちょっと違うことを書きます。

風邪で4日間ほどぼーっとしたあとは、さすがに手も頭もフルに回転しています。それでも私生活があるわけで、「このことはdiaryにぜひ書きたい!」と思うこともたくさんあるのですけれども、一日が終わりに近づいた頃には、それはシャンパンの泡のようにさーっと消えて行くのが私の日常です。

私は、diaryではなんでも私の言葉で書こうと思います。そうして、誰が読んでも分かる言葉、表現をしたいと思います。なぜなら、もし私が毎日読むブログがあるとして、そのうちのひとつの単語が分からないと、そこで読む楽しみが一瞬でも止まるではありませんか。よく私の息子が「ああ、ぐぐったら(自分でgoogleで検索して調べたら)?」と言うので怒ることがありました。会話をしているのに、そういう受け答えを知性に欠けると言うのよ、と。

閑話休題。お酒のことを少し書きます。いつでしたかNHKで、世界最優秀ソムリエコンクールのことを放送していました。確か、優勝したのはスウェーデンのローゼングレン氏、なぜか覚えています。その放送を観ていて思ったのが、優秀なソムリエとは、知性がある人格者だと言うことです。

コンクールではいろいろなトラップ(ひっかけ)があって、もしお客さまがこんな思い掛けないことをしたら、ソムリエとしてどう対応するかと試されます。合わないワインとお料理を選んだ客にどうするか、その年には造られていないワイナリーのワインを持つ客に恥をかかせることなくワインのラベルが偽物であることを伝えるにはどうするか。知識は誰でも努力をすればある程度得られるものですけれど、知性と知恵は、そのもっと先にあるような気がします。

私は、美味しいお酒を選んでくれる人を周りに4人知っています。そのうちの3人はプロフェッショナルです。美味しいお酒って、美味しいお料理と時間とでセットになるものです。フランス語では、ワインとお料理との組み合わせをマリアージュと言います。その幸せな時間を分かち合える(または作ってくれる)ひととは、会うだけでおなかが空いて来ます。つまり、持っているのが知識だけで、またはその押しつけで、客のおなかを空かせられないようなひとはつまらない(笑)こんなことを書いていたら、美味しいワインとお料理をいただきに行きたくなりました。

写真は、フィレンツェにて。

さて、11月も明日まで。

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