20151111italy-bologna_0703

今朝も3℃の冷え込み。少し寝坊をした朝でした。

東京の空気は湿度40%台のからからなので、ドライアイや紫外線に敏感な私の目にはちょっと辛い日が続きます。そうして夕方になると目から疲れて、うとうととまた眠くなるのでした。

でも、玄関では白梅、リビングでは紅梅が咲いています。この木を年末に買って来ておいて本当に良かったと、一日眺めて過ごしています。切花やアレンジメントは長くもたないけれど、こんな木や鉢植えにはまた別の楽しみがあります。本当は室内でもバルコニーでも植物を育てたいのですけれど、長く留守にすることが多くなって、何年もそんな楽しみを我慢するようになりました。

写真は、ボローニャで見た女性を近くで撮ったもの。フランスの女性も素敵だけれど、本当に素敵なひとはそうたくさんはいません。そう考えると、イタリアの女性は平均的にとてもゆたかで、なんとも言えないテイストのあるものづくりをするお国柄もあって、服一枚も靴一足もとても大切に手入れをしながら着ているように感じます。スニーカーで歩くひとはあまり見なくて、革製品が豊富なこともあって靴もバッグもぴかぴか。これはフィレンツェやボローニャの女性の印象ですけれど、ミラノの女性はもっとファッショニスタで尖っているというのか、海外から入って来ている女性が多いように見受けました。

それはそうと、問題は日本の女性自身なのかも知れません。それはお洒落をすることや女性らしいことを指す「女子力」なんて流行り言葉のものではなくて、年齢を重ねることへの誇りとか人生を豊かに愉しむ生き方とか、そういうものなのではと思います。「女子」という言葉もずいぶん普段使いするようになりましたけれど、日本女性は、いつまでも若いままでいることに憧れるのでしょうか。それは生理学的に無理というもので、目指すベクトルが違うのではと思います。日本では「マダムっぽい」という言葉は、老けた、のようなマイナスの意味に使われてしまいますけれど、実際は大人の女性を尊敬を込めて呼ぶ呼称です。おばさん、なんて日本男性に言わせている場合ではないのです。いえいえ、年を重ねるって、とてもすてきなこと。

そして。日本に戻って来るとよく感じるのは、カップルが少ないこと。うーん、どうすればよいのでしょう。答えの出ない問題です。

translate.google.com

LeJ Facebook page

LeJ Homepage